「年間8万トンのCaCl2・2水和物顆粒回転造粒プロジェクト」がCSIA科学技術進歩賞の二等賞を受賞

最近、CSIA（中国ソーダ工業協会）は中国珠海で2021-2023年科学技術進歩賞審査会を開催しました。この会議は「産業における科学技術革新の促進と技術進歩の向上」を目的としています。審査員は参加プロジェクトについて各代表者からの説明を丁寧に聞き、関連する文書や資料を審査し、その結果、「年間8万トンの塩化カルシウム二水和物顆粒回転造粒プロジェクト」が2021-2023年科学技術進歩賞の第二位に選ばれました。

このプロジェクトは、山東天力能源股份有限公司と山東海化股份有限公司が共同で完成しました。現在の業界における伝統的な二水塩化カルシウム結晶の製造プロセスに存在する問題に対処し、69%の高濃度塩化カルシウム噴霧コーティングおよび乾燥を行い、二水塩化カルシウム顆粒を生産するための新しいワンステッププロセスを開発しました。開発された流動層回転顆粒化乾燥一括機は、噴霧コーティング、ドラム顆粒化、流動層乾燥の複数の機能を統合し、二水塩化カルシウム顆粒の顆粒化および乾燥工程を一歩で完了します。本プロジェクトでは、8万トン/年の二水塩化カルシウム顆粒デモ装置を建設し、安定した運転を実現しました。